北村宏司騎手は新潟との相性が良く、2018年の関屋記念ではプリモシーンに初騎乗して優勝しました。

関屋記念

新潟競馬場

2018年の関屋記念は1番人気のプリモシーンに騎乗した北村宏司騎手が、M・デムーロ騎乗のワントゥワンによる猛追をクビ差で振り切って見事な勝利を挙げました。
北村宏司騎手は2000年のダイワテキサス2010年のレッツゴーキリシマ2013年のレッドスパーダに次いで4回目の関屋記念制覇になりました。
関屋記念は夏に新潟競馬場で開催される芝1,600mのG3 競走で秋のマイル戦線に繋がる重要なレースです。

 

なお、2000年のダイワテキサスで制した際は新潟競馬場の改修工事のため、福島1,700mで開催されていました。
新潟競馬場が左回りに改修されて以降の成績は北村騎手の3勝がトップの数字です。
2018年のデータを見ると北村騎手は新潟競馬場に56回出走して6勝を挙げています。全競馬場で勝率はトップで新潟との相性が良く連対率も高い数字を残しています。
新潟開催になると有力馬の騎乗依頼が増えることも関係しているのかもしれません。

 

 

プリモシーンとの相性が抜群

プリモシーンとのコンビ

プリモシーンは2歳未勝利戦で北村宏司騎手が初騎乗して見事勝利を挙げました。
以降は主戦騎手の戸崎圭太騎手に戻り、桜花賞とNHKマイルカップでは結果を残せませんでした。
関屋記念で再び北村宏司騎手が騎乗し、古馬相手の重賞で初勝利を挙げました。

 

外枠有利なコースで7枠12番を引いたこととポテンシャルの高さから1番人気に支持されて、レコードタイムまでコンマ1秒に迫る1:31.6の好タイムで勝利しました。
中団後方で待機して長い直線で好位差しをする北村騎手得意の形が噛み合いました。

 

プリモシーンはその後秋華賞に出走しますが、距離が課題になって7着に惨敗。
年末のターコイズステークスは得意のマイルに戻ったことで1番人気に支持されますが、W.ビュイック へ乗り替りが行われ、8着に惨敗しました。

 

ファンからは「なぜ北村を変えたんだ?」と不満の声が多く出ました。
騎手との相性の良さを求められる馬なので、今後は再びコンビ復活になるか注目されています。
早熟への懸念や関屋記念を制した際の斤量は51kgだったこともあり古馬の年になってどれだけ活躍できるか疑問の声もありますが、今後の活躍に期待です。

 

 

逃げ先行でも結果を残している

 

関屋記念は逃げ切りの決まりやすいコースでも知られています。
レッツゴーキリシマは外枠から好スタートを切り、そのまま逃げ切り勝ち。
レッドスパーダは2番手につけてからの圧倒的1番人気で追い込みのジャスタウェイを振り切っての勝利でした。

 

どちらも人気薄からの快勝で上手に折り合いをつけたのが勝利の要因です。
北村宏司騎手は後方で体力を温存する騎乗スタイルが得意ですが、前から競馬を進める馬でも折り合いをつける器用さが生きています。
安全で後方からでも無理せず好位につける得意スタイルから騎乗依頼は差し馬の比率が多いですが、逃げや先行でも上手に乗りこなせるのが北村騎手のすごいところです。